運転者に課される行政処分とは

 

交通事故を起こしたり、交通違反をすると、比較的軽い違反内容だった場合は行政処分を、重大な違反や悪質な違反に対しては刑事処分を運転者に対して課します。
通常、法律違反を犯した者に対しては、刑事訴訟法に基づく刑事手続によって処分が決定されます。しかし、毎年膨大な件数にのぼる道路交通法違反事件については、全てを刑事手続を行うことで検察官や裁判官の負担が多大なものとなることが予想されます。そこで、比較的軽い違反である事件については先に行政上の処分を課し、違反した運転者がこの行政上の処分を受けることを拒否した場合に限り、刑事手続に移行するという仕組みがとられるようになりました。これが、交通反則通告制度と呼ばれるものです。
比較的軽い内容の交通違反を犯した運転者は、警察官から交通反則通告制度に基づいて違反内容の告知を受けた後、違反内容に対して異議がなければ、期限までに反則金を納めます。この反則金が行政上の処分にあたります。運転者は反則金を納付することによって処分を受けたことになり、刑事手続に移行すること無く交通違反事件は終結となります。
また、反則金の納付とは別に、違反の内容によっては免許停止処分や免許取消処分が出ることがあります。この2つの処分も、交通違反による行政上の処分として行われます。この免許の停止や取消の決定するもとになっているのが、点数制度です。

 

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